膠原病

臨床情報

膠原病(CTD)とは結合組織を中心に炎症が起こり関節炎などを起こす疾患群の総称です。例えば、全身性エリテマトーデス(SLE)や全身性強皮症、シェーグレン症候群、筋炎や混合性結合組織病(MCTD, Sharp’s syndrome)が含まれます。

標的抗原が核内にある自己抗体(いわゆる抗核抗体、ANA)は、CTDの重要な血清学的マーカーです。 標的抗原には、例えば、核酸、細胞核タンパク質およびリボ核タンパク質が含まれます。

炎症性リウマチ性疾患における抗核抗体の頻度(陽性率)は20〜100%です。 したがって、個々のリウマチ性疾患や他の自己免疫疾患を鑑別するために、ANAを用いた検査が有用です。

検査

ANA検査のゴールドスタンダードは、その高い感度と特異性で知られているヒト上皮細胞(HEp-2)を用いた間接蛍光抗体検査(IIFT)です。 陽性と陰性では大きなシグナル差があります。 顕微鏡観察により、指示色素(通常はフルオレセイン)が組織または細胞にどのように分布しているか確認します。各抗原の位置に応じて結合した自己抗体の典型的な蛍光パターンが観察されます。

HEp-2 細胞を基質とした間接免疫蛍光抗体法について、標準化された命名法の最初の国際的コンセンサス(ICAP、www.anapatterns.org)は、さまざまな自己免疫疾患の鑑別に関連する15の核染色パターンと9つの細胞質染色パターンを定義しました。

さらに、国際コンセンサスでは、間接蛍光抗体法で検出された自己抗体を追加の検査(例えば、ELISA、ラインブロット)により個別に確認することを推奨しています。 関連するすべての抗原がまだ精製抗原として利用できるわけではないため、これらの単一特異性アッセイの使用だけでは、ANAの検査には不十分です。 したがって、ANAはIIFTによって検査されています。

Selected Products

Back to top

注意事項 必ずお読みください

このウェブサイトでは、医療関係者の皆様を対象とした製品情報を提供しています。

あなたは医療関係者ですか?

はいいいえ