25-OHビタミンD

臨床情報

骨代謝は、骨芽細胞と破骨細胞の活性、カルシウム調節ホルモン(1,25-ジヒドロキシビタミンD、副甲状腺ホルモン(PTH)、カルシトニン)および細胞外カルシウム濃度に影響されます。

ビタミンDは脂溶性ビタミンに分類され、生理学的には主に動物由来のビタミンD3と植物やキノコ由来のビタミンD2が重要です。ビタミンDは肝臓で25-ヒドロキシビタミンD(25-OHビタミンD)にヒドロキシル化され、さらに腎臓でのヒドロキシル化により1,25-ジヒドロキシビタミンDに代謝されます。血中を循環するビタミンDは主にタンパク質に結合しています。約90%がビタミンD結合タンパク質に結合し、約10%がアルブミンに結合しています。遊離型は1%未満です。遊離型およびアルブミン結合ビタミンDが生物学的に利用可能であると見なされます。

検査

1,25-ジヒドロキシビタミンDは生理活性のあるビタミンDですが、25-OH-ビタミンDは血中の主要なビタミンD関連代謝物であるため、体内のビタミンDの状態を示す良好なマーカーと考えられます。

ビタミンDは、複数の代謝プロセスを調節しています。ビタミンDは、血清カルシウム濃度とリン濃度を調整し、腸でのカルシウムとリンの吸収を促進するため、骨代謝において重要な役割を果たします。したがって、ビタミンD欠乏症は、骨の材料となるカルシウムおよびリンの吸収低下による骨の石灰化障害を引き起こします。これは、小児ではくる病、成人では骨軟化症として現れます。

さらに、25-OHビタミンD、副甲状腺ホルモン、およびカルシトニンを合わせて測定することにより、骨代謝障害または骨疾患に関する情報が得られる可能性があります。

 

(注意)日本国内でEUROIMMUN社の25-OHビタミンD測定キットは研究用として販売されています。

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