副甲状腺ホルモン(PTH)

臨床情報

骨代謝は、骨芽細胞と破骨細胞の活性、カルシウム調節ホルモン(1,25-ジヒドロキシビタミンD、副甲状腺ホルモン(PTH)、カルシトニン)および細胞外カルシウム濃度に影響されます。

副甲状腺ホルモン(PTH)は、副甲状腺から分泌されるペプチドホルモンです。 PTHの主な機能は、血液中のカルシウム濃度を上げることです。インタクトPTH(iPTH)は、第二世代の検査で生理活性のある完全長の PTH のみを測定しようとするものでしたが、生理活性をもたない不完全長の PTH(7–84)も同時に測定することが明らかになりました。近年では、第三世代のwhole PTH により生理活性のある完全長の PTHのみを測定することができると考えられています。Intact PTHおよびwhole PTHは、相関性が高く、いずれも副甲状腺機能の指標として有用です。

検査

PTHの測定は、ひとつまたは4つ全ての副甲状腺の腫大を伴う原発性副甲状腺機能亢進症の鑑別に有用です。高カルシウム血症を伴うPTH濃度の増加が長く続くことにより、骨密度の低下や尿路結石や腎結石(骨から放出されたカルシウムの沈着)などのリスクが高まります。原発性副甲状腺機能亢進症の患者の90%以上で、PTH濃度の上昇がみられます。

さらに、25-OHビタミンD、副甲状腺ホルモン、およびカルシトニンを合わせて測定することにより、骨代謝障害または骨疾患に関する情報が得られる可能性があります。

 

(注意)日本国内でEUROIMMUN社のPTH測定キットは研究用として販売されています。

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