テストステロン

臨床情報

ステロイドホルモンであるテストステロンは、主要な男性ホルモン(アンドロゲン)です。男性では精巣のライディッヒ細胞から分泌され、女性では卵巣でコレステロールとプレグネロン、アンドロステンジオンから合成されます。一部は副腎皮質でも合成されます。このホルモンは、タンパク質の生合成、筋肉の増大、骨密度の維持に関与し、男性の性行動に影響します。

血清中では、テストステロンの大部分は、性ホルモン結合グロブリン(SHbG)に高い親和性で結合し、アルブミンには低い親和性で結合します。血清中では、総テストステロンの最大2~3%が遊離型です。 遊離型テストステロンは、唾液腺から唾液中に入ります。遊離型テストステロンとアルブミン結合型テストステロンは、生物学的に利用可能であると考えられます。年齢が高くなると、SHbHの合成が増加するため、結合するテストステロンが多くなり、遊離型テストステロンの濃度は著しく低下します。

検査

テストステロンの測定は男性の性腺機能低下症が疑われる際に行われます。この性腺機能低下症は、精巣の疾患に起因する一次性(原発性)および視床下部や下垂体の疾患に起因する二次性(続発性)があり、血清中のテストステロン濃度が著しく低下します。総テストステロン値が基準範囲の下限値に近い男性や、SHbG値に変動が見られる場合は、遊離型テストステロンの濃度を考慮する必要があります。

女性の場合、異常男性化症状が疑われる場合には、テストステロンを測定する必要があります。原因としては、卵巣や副腎皮質の腫瘍、多囊胞性卵巣症候群、副腎過形成などが考えられます。

テストステロンの値は日内変動があり、朝方に最も高い値を示します。

 

(注意)日本国内でEUROIMMUN社のテストステロン測定キットは研究用として販売されています。

Selected Products

Method
Parameter
Substrate
ELISA
sex hormone-binding globulin (SHBG)
antibody-coated
microplate wells
Back to top

注意事項 必ずお読みください

このウェブサイトでは、医療関係者の皆様を対象とした製品情報を提供しています。

あなたは医療関係者ですか?

はいいいえ