アルファアミラーゼ

臨床情報

緊張ストレスの有無を確認することは、ストレスに起因する様々な疾患を未然に防ぎ、それらの疾患の症状を緩和するために有益です。ストレスの指標となるバイオマーカーの定量化は、ストレスの原因となる物理化学的、精神的、社会的な要因(ストレッサー)の影響を他の原因と分けて評価できる可能性を与えます。

ヒトでは、分泌型アルファアミラーゼ(S型アミラーゼ:sAA)が唾液腺で産生され、唾液に分泌されます。S型アミラーゼは、でんぷんやグリコーゲンなどを加水分解する酵素です。唾液へのアルファアミラーゼの分泌は、自律神経系(交感神経および副交感神経)の活動と関連しています。

検査

唾液中のアルファアミラーゼの濃度は、社会心理的ストレスおよび分泌型IgA(sIgA)の力価と相関しますが、コルチゾールやノルアドレナリンなどの他のストレスマーカーとは相関しません。口腔の唾液中のsAAの濃度測定により、患者のストレス負荷に関する情報が得られます。心理療法的ストレスセラピーや治療の効果について、sAA濃度のモニタリングにより調査研究することができます。

sIgAおよびコルチゾールの測定と併せて、sAAの測定により、ストレスによる生理学的影響(ストレス応答性)の程度を推定することができます。

(注意)日本国内でEUROIMMUN社のアルファアミラーゼ測定キットは研究用として販売されています。

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